オペラ・エクスプレス

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【オペラ暦】—2月15日—傑作が、次々と初演されています

【2月15日】傑作が、次々と初演されています

⚫️1845年、ジュゼッペ・ヴェルディ(1913-1901)『ジョヴァンナ・ダルコ』ミラノ、スカラ座で初演。ジャンヌ・ダルクの話ですが、史実とはかなり違う結末になっています。
⚫️1884年、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-93)『マゼッパ』モスクワ、ボリショイ劇場で初演。
⚫️1910年、ジュール・マスネ(1842-1912)が、バス歌手フェードル・シャリアピンのために書いた『ドン・キショット(ドン・キホーテ)』、モンテカルロ・カジノ歌劇場で初演。
⚫️1965年、ベルント・アーロイス・ツィンマーマン(1918-1970)『軍人たち』、ケルン市立歌劇場で初演。最近では、新国立劇場で2008年5月に上演されています。
⚫️1857年、『ルスランとリュドミラ』などを作曲したミハエル・イヴァノヴィチ・グリンカ(1804-)、ベルリンで死去。
⚫️1979年、戦前に活躍し、日本人初のスカラ座の専属歌手になった原信子(1893-)、東京で死去。若き日は、浅草オペラでも活躍し、戦後に活躍する歌手たちを育てました。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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