オペラ・エクスプレス

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【オペラ暦】—3月1日—帝国劇場開場で、日本でもオペラが人気に

【3月1日】帝国劇場開場で、日本でもオペラが人気に

⚫️1861年、シューベルト(フランツ・1797-1828)『陰謀者(または家庭争議)』が、演奏会形式で初演。亡くなってから、33年後の上演でした。
⚫️1896年、ギリシャ出身のアメリカで活躍した指揮者ミトロプーロス(ディミトリ・-1960)が、アテネで生まれています。METやニューヨーク・フィルなどで活躍。晩年のザルツブルク音楽祭での録音『ドン・ジョヴァンニ』は名盤。
⚫️1911年(明治44年)、帝国劇場開場。三浦環(当時は柴田姓)が歌って、オペラにも注目が集まりました。当時は、「今日は帝劇、明日は三越」というキャッチフレーズで人気を博しました。
⚫️1938年、ダンヌンツィオ(ガブリエーレ・1863-)が、ガルドーネで死去。大正から昭和にかけて、日本でもかなり人気のあった作家で、戦後は三島由紀夫が傾倒していました。『聖セバスチャンの殉教』(ドビュッシー)や『フランチェスカ・ダ・リミニ』(ザンドナーイ)の原作者でもあり、他にオペラ台本も多くの作曲者に提供しています。彼に関しては、田之倉稔著『ダヌンティオの楽園』がおすすめ。
⚫️1950年、メノッティ(ジャン=カルロ・1911-2007)の3幕のオペラ『領事』が、カーティス音楽院内で初演。彼にしてはヴェリズモ風の味付けで、ピューリッツァー賞(音楽部門)を受賞しています。ちなみに55年には彼の『ブリッカー街の殺人』、58年には盟友バーバーの『ヴァネッサ』も同賞を受賞しています。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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