オペラ・エクスプレス

The opera of today from Tokyo, the hottest opera city in the world

【オペラ暦】—3月18日—ロシアを代表する作曲家リムスキー=コルサコフの生誕

【3月18日】ロシアの代表する作曲家リムスキー=コルサコフの生誕。

⚫️1833年、ドニゼッティ(ガエターノ・1797-1848)『パリジーナ・デステ』、フィレンツェ、ペルゴラ劇場で初演。これもバイロンの詩から想を得たロマンチックなオペラ。
⚫️ロシア国民楽派5人組の中では、もっとも管弦楽法に優れていたリムスキー=コルサコフ(ニコライ・アンドレイエヴィチ・-1908)が、1844年にティフヴィンで生まれています。彼自身も『金鶏』『サトコ』などの名作オペラを作曲するほか、ムソルグスキーやボロディンなどのオペラの改訂なども行っています。
⚫️1882年、イタリアの作曲家マリピエーロ(ジャン・フランチェスコ・1882-1973)が、ヴェネツィアで生まれています。20世紀の中期を代表するオペラ作家でもあり、またモンテヴェルディやフレスコバルディなどの古楽譜を発掘して全集の編集にも手がけています。
⚫️アメリカで活躍したデンマークのテノール歌手メルキオール(ラウリツ・1890-)は、ヘルデン・テノールとしても名を馳せ、さらにブロードウェイ・ミュージカルにも出演するなど幅広く活躍。1973年、83歳でサンタモニカで亡くなっています。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


COMMENT ON FACEBOOK

Return Top