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【オペラ暦】—4月13日—“実在”のボリス・ゴドゥノフの命日

【4月13日】“実在”のボリス・ゴドゥノフの命日

⚫️1966年のこの日、ユーゴ出身のソプラノで、アメリカで活躍したミラノフ(ジンカ・1906-89)は、彼女のフランチャイズであったMETでの最後の公演にジョルダーノ『アンドレア・シェニエ』のマッダレーナ役を選び、これで引退したのです。
⚫️1605年、プーシキンの史劇を基にオペラ化したムソルグスキーの傑作『ボリス・ゴドゥノフ』の主人公であった、実在のゴドゥノフ(ボリス・1552-)が、亡くなったのがユリウス暦でのこの日でした。
⚫️オペラではありませんが、1742年、ヘンデル(ジョージ・フレデリック・1685-1759)の代表作である3部からなるオラトリオ『メサイア』が、この日ダブリンで初演されています。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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