オペラ・エクスプレス

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【オペラ暦】—5月28日—日本で最初の創作オペラ、誕生

【5月28日】日本で最初の創作オペラ、誕生

⚫️1904年、プッチーニ(ジャーコモ・1858-1924)『蝶々夫人』改訂版がブレッシアのテアトロ・グランデで初演。初演の不評が嘘のような評判でした。
⚫️1904年(明治37年)、北村季晴(1872-1931)『露営の夢』が、東京三田演説館の慶応ワグネルソサエティで初演。これが、日本での創作オペラの嚆矢とされています。
⚫️1925年、ドイツのバリトン歌手フィッシャー=ディスカウ(ディートリヒ-2012)が、ベルリンで生まれています(亡くなった日の5月18日の項参照)。
⚫️1938年、ヒンデミット(パウル・1895-1963)の代表的なオペラ『画家マティス』が、チューリヒ市立劇場で初演されています。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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