オペラ・エクスプレス

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【オペラ暦】—6月10日—今日は『トリスタンとイゾルデ』初演から150年目

【オペラ暦】—6月10日—今日は『トリスタンとイゾルデ』初演から150年目

【6月10日】今日は『トリスタンとイゾルデ』初演から150年目

⚫️1865年、ワーグナー(リヒャルト・1813-83)畢生の名作『トリスタンとイゾルデ』が、ミュンヘン宮廷劇場で初演。ということは、今日は初演から150年という記念日になります。
⚫️1918年、ボーイト(アッリゴ・1842-)、ミラノで亡くなっています。『メフィストフェレス』などの自作オペラもさることながら、晩年のヴェルディの創作意欲を掻き立たせた台本作者としての功績は不滅のものと言えるでしょう。3年後には没後100年になります。
⚫️1934年、ディーリアス(フレデリック・1862-)、パリ近郊で亡くなっています。オペラ作品としては『村のロメオとジュリエット』が有名ですが、他にも様々な音楽手法を使ったオペラを創作しています。とくに指揮者ビーチャム(トーマス・1879-1961)との親交によって、ディーリアス音楽祭が開かれるなど、高い評価を得て生涯を終えました。
⚫️1968年、ブリテン(エドワード・ベンジャミン・1913-76)『放蕩息子』が、オールドバラのオーフォード教会で初演されています。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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