オペラ・エクスプレス

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【オペラ暦】—6月15日—R.シュトラウスの「相棒」、ホフマンスタール死す

【6月15日】R.シュトラウスの「相棒」、ホフマンスタール死す

⚫️1930年、イタリアの演出家・美術家ピッティ(ピエル=ルイージ・)が、ミラノで生まれています。舞台を知り尽くした精緻な演出によって、世界中のオペラハウスから声がかかります。
⚫️1929年、オーストリアの文豪ホフマンスタール(フーゴ・フォン・1874-)が、ロダウンで亡くなっています。富裕な家庭に生まれた彼は、10代の頃から文壇に注目され、27歳の時に書いた『チャンドス卿の手紙』は代表作。のちにシュトラウス(リヒャルト・1864-1949)と組み、『ばらの騎士』をはじめ名作を次々と発表。順風満帆の生涯と思われていた矢先、息子が自殺しその2日後の葬儀へ行く直前に卒中で倒れ、帰らぬ人となったのです。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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