オペラ・エクスプレス

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【オペラ暦】—7月3日—カリスマ指揮者“カルロス”誕生

【7月3日】カリスマ指揮者“カルロス”誕生

⚫️1854年、20世紀東欧の最大のオペラ作曲家ヤナーチェク(レオシュ・-1928)が、フクヴァルディで生まれています。『イェヌーファ』をはじめ、『利口な女狐の物語』『カーチャ・カバノヴァー』『マクロプロス事件』など多くのオペラを生み出しています。
⚫️1930年、カリスマ的指揮者クライバー(カルロス・-2004)が、ベルリンで生まれています。20世紀を代表する指揮者の一人エーリヒを父に持ち、その偉大すぎる父を持ったためにスタート当初は不遇だったとも。キャンセルすることでも有名ですが、日本公演での『ばらの騎士』や『ラ・ボエーム』など、圧倒的な演奏を聴かせてくれました。大部の評伝A・ヴェルナー著『カルロス・クラーバー(上下)』(音楽之友社刊)では、彼の数奇な生涯を余すところなく描いています。
⚫️1939年、ドイツのメッゾ・ソプラノのファスベンダー(ブリギッテ・)が、ベルリンで生まれています。御歳75歳。バイエルン国立歌劇場など、主としてドイツ、オーストリアの劇場で活躍し、オクタヴィアン、ケルビーノ、オルロフスキー公爵などが当たり役でした。


新井 巌(あらい・いわお)

1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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