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【オペラ暦】—8月16日—バイロイトで『ジークフリート』初演をはたす

【8月16日】バイロイトで『ジークフリート』初演をはたす

⚫️1857年、ヴェルディ『アロルド』が、リミニのテアトル・ヌオーヴォで初演されています。この作は、1850年に初演された『スティッフェーリオ』の改作で、前作での牧師の妻の浮気を題材としたオペラが受け入れられず、スコット『婚約者』他の素材から、この作品を生み出したのです。ヴェルディの作品の中では、上演回数の少ない最右翼の作品ともいえましょう。
⚫️1876年、ワーグナー(リヒャルト・1813-83)『ジークフリート』が、バイロイト祝祭劇場で初演。『指環』4部作のうち『ラインの黄金』と『ワルキューレ』が、ワーグナー意思に反して、待ちきれなくなったルートヴィヒ2世の命により、先行して初演されてしまいましたが、この『ジークフリート』と『神々の黄昏』は、晴れてワーグナーの宿願であったバイロイト祝祭歌劇場で、4部作通しての初演が実現したのです。この日に指揮者は、リヒター(ハンス・1843-1916)でした。
⚫️1863年、フランスの作曲家・指揮者ピエルネ(ガブリエル・-1937)が、メッツで生まれています。マスネに師事した彼は、『魅せられた杯』『戯れに恋はすまじ』など8曲のオペラを書いています。


新井 巌(あらい・いわお)

1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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