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【オペラ暦】—9月13日—20世紀音楽を変革したシェーンベルク誕生

【9月13日】20世紀音楽を変革したシェーンベルク誕生

⚫️1874年、オーストリアの作曲家シェーンベルク(アルノルト・-1951)が、ウィーンで生まれています。彼なくしてはいわゆる十二音技法も存在しなかったかもしれません。何よりも20世紀前半の音楽界に決定的な影響力を持ったことは、誰しも否めない事実でしょう。また彼のもとからは、20世紀音楽を牽引したウェーベルン(アントン・1883-1945)、ベルク(アルバン・1885-1935)などが輩出し、さらにケージ(ジョン・1912-92)、ハリソン(ルー・シルヴァー・1917-2003)なども巣立っていったのです。(亡くなった日の7月13日の項参照)
⚫️1894年、フランスの作曲家シャブリエ(アレクシス=エマニュアル・1841-)が、パリで亡くなっています。彼のオペラとしては『エトワール(星)』が有名ですが、『トリスタンとイゾルデ』を聞いてから、ワーグナー(リヒャルト・1813-83)に傾倒し、またさまざまな調性を用いた手法は、その後のフォーレ(ガブリエル・1845-1924)、ドビュッシー(クロード・1862-1918)などにも大きな影響を与えました。(誕生日の1月18日の項参照)
⚫️1929年、ブルガリア出身のバス歌手ギャウロフ(ニコライ・-2004)が、ヴェリングラードで生まれています。戦後最高のバス歌手と讃えられ、晩年は名ソプラノ歌手フレーニ(ミレッラ・1935-)と再婚しています。亡くなる前月にデビュー役だったドン・バジーリオをフェニーチェ劇場で歌ったのが最後の舞台でした。(亡くなった6月2日の項参照)
⚫️1971年、ドニゼッティ(ガエターノ・1797-1848)『ラ・ファボリータ』(当時の表記)が、第6次イタリア歌劇団によって日本初演されています。この時の出演は、ブルスカンティーニ、(セスト・1919-2003)、コッソット(フィオレンツァ・1935-)、クラウス(アルフレード・1929-99)ライモンディ(ルッジェーロ・1941-)と、まさに綺羅星のごとくのスター揃い踏みでした。


新井 巌(あらい・いわお)

1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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