オペラ・エクスプレス

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【オペラ暦】—9月22日—いやいやながらの『ラインの黄金』初演。

【9月22日】いやいやながらの『ラインの黄金』初演

⚫️1869年、『ニーベルンクの指環』4部作の序夜にあたるワーグナー『ラインの黄金』が、ミュンヘン宮廷歌劇場で初演されています。これはルートヴィヒ2世(1845-86)が、4部作完成まで待ちきれずに、序夜と第1夜『ワルキューレ』を先行して上演させたのです。もちろん、まとめて上演したかったワーグナー(リヒャルト・1813-83)は大いに不満でした。でも大スポンサーには逆らえませんものね。
⚫️1905年、フランスのメッゾ・ソプラの歌手ガリ=マリエ(マリ・セレスティーヌ・1840-)が、ヴァーンズで亡くなっています。『カルメン』のタイトルロールを創唱した歌手として有名。あの「ハバネラ」も彼女がビゼーに注文をつけて、作らせたとか。他にもトマ(アンプロアス・1811-96)『ミニヨン』やオッフェンバック(ジャック・1819-80)のオペレッタなどの初演にも参加しています。


新井 巌(あらい・いわお)

1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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