オペラ・エクスプレス

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【オペラ暦】—9月25日—バロック・オペラの復活でラモーにも注目

【9月25日】バロック・オペラの復活でラモーにも注目

⚫️1683年、フランスの作曲家・理論家ラモー(ジャン=フィリップ・-1764)が、ディジョンで受洗されています。若い頃は各地の大聖堂のオルガン奏者として活躍。ラモーが本格的にオペラの作曲に乗り出したのは、50歳の時。いわゆるオペラ=バレの名曲として名高い『優雅なインドの国々』をはじめ、オペラ『カストールとポリュクス』『エベの祭り』『ダルダニュス』など多数のオペラを作曲。また最初のオペラ・コミック『プラテー』などは、最近になって盛んに上演されています。(亡くなった日の9月12日の項参照)
⚫️1921年、ヴェルディ(ジュゼッペ・1813−1901)『イル・トロヴァトーレ』が、根岸第歌劇団によって初演されたという記録がありますが、本格な日本初演は翌年のロシア歌劇団によるものとの説が濃厚です。
⚫️1927年、イギリスの指揮者ディヴィス(コリン・-2013)が、ウェイブリッジで生まれています。家が貧しかったためピアノではなくクラリネットが彼の最初の楽器でした。のちにクレンペラー(オットー・1885-1973)やビーチャム(トーマス・1879-1961)の代役でチャンスを広げ、1977年にはイギリス人として初めてバイロイト音楽祭に招かれて『タンホイザー』を振っています。モーツァルトやブリテンのオペラの演奏には定評がありました。


新井 巌(あらい・いわお)

1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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