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【オペラ暦】—10月3日—若きロッシーニ、初陣を飾る

【10月3日】若きロッシーニ、初陣を飾る

⚫️1804年、イタリアの作曲家パエール(フェルディナンド・1771-1839)『レオノーラ(または夫婦愛)』が、ドレスデンで初演されています。現在ではほとんど知る人もいませんが、当時はイタリア各地で新作オペラを発表。ウィーンに進出した時にベートーヴェン(ルートヴィヒ・ヴァン・1770-1827)とも知り合っていますので、この『レオノーラ』も『フィデリオ』創作上に大いに影響を与えたに違いありません。
⚫️1810年、ロッシーニ(ジョアッキーノ・1792-1868)のファルサ『結婚手形』が、ヴェネツィアのサン・モイゼ劇場で初演されています。彼が18歳の時に書かれた上演されたオペラとしての処女作で、この成功で若手作曲家として売り出したのです。
⚫️1883年、シュトラウス2世(ヨハン・1825-99)『ヴェネツィアの夜』が、ベルリンのウィルヘルムシュタット劇場で初演されています。この劇場のこけら落とし公演として作曲されたもの。ウィーンでの初演は、10月9日。
⚫️1941年、イタリアのバス=バリトン歌手ライモンディ(ルッジェーロ・)が、ボローニャで生まれています。1964年『シチリアの晩鐘』で大成功を収めたのちは、スカラ座やMETにも出演を果たし、今や多くの歌劇場で活躍。日本では2000年の新国立劇場での『ドン・キショット』で圧倒的な存在感を示しました。
⚫️1990年、アメリカのソプラノ歌手スティーバー(エリナー・1914-)が、アメリカのラングホーンで亡くなっています。METを中心に活躍し、主としてヴェルディ、プッチーニなどで人気を集めていました。(誕生日の7月17日の項参照)


新井 巌(あらい・いわお)

1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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