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【オペラ暦】—10月12日—キング・オブ・ハイC、パヴァロッティ誕生

【10月12日】キング・オブ・ハイC、パヴァロッティ誕生

⚫️1855年、ハンガリー出身のドイツの指揮者ニキシュ(アルトゥール・1922)が、レベニー・セント・ミクロシュで生まれています。20世紀初頭のドイツ音楽の巨匠。ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団やベルリン・フィルハーモニーの常任指揮者を務め、ライプチヒ市立歌劇場の総監督も務めました。
⚫️1935年、三大テノールの一人であり、最も精力的に活躍したイタリアのテノール歌手パヴァロッティ(ルチアーノ・-2007)が、モデナで生まれています。彼の声楽の先生だったのが、戦後の日本でも馴染みの深いテノールのポーラ(アリゴ・1917-99)だったことはご存知だったでしょうか。とくにベルカント・オペラでの「キング・オブ・ハイC」と呼ばれた輝かしい歌声で、一世を風靡。本来の声質はリリコ・スピントですが、幅広レパートリーをこなしていました。日本でもファン・クラブができて、世界中に彼の追っかけをしていました。
⚫️1872年、イギリスの作曲家ヴォーン=ウイリアムス(レーフ・-1958)が、ダウン・アイプニーで生まれています。彼は、ブルッフ(マックス・1838-1920)やラヴェル(モーリス・1875-1937)に作曲を習い、その後、自国の伝統的な音楽やチューダー王朝時代の音楽を研究しています。こうした成果が、彼の最初のバラッド・オペラ『牛追いヒュー』でした。その後『恋するサー・ジョン』や、『海に乗りゆく人々』などを発表。そして最後のオペラ作品となったのが『天路遍歴』でした。(亡くなった日の8月26日の項参照)


新井 巌(あらい・いわお)

1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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