オペラ・エクスプレス

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【オペラ暦】—10月19日—『タンホイザー』初演の日

【10月19日】『タンホイザー』初演の日

⚫️1845年、ドイツの大作曲家ワーグナー(リヒャルト・1813-83)『タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦』(ドレスデン版)が、ドレスデンの宮廷劇場で作曲者自身の指揮で初演されています。一般には『タンホイザー』で通っていますが、正確にはこういう題名なんですね。この後パリでの改訂版があるので、初演版をドレスデン版と称しているのです。現在では、序曲はもちろん「夕星の歌」や「巡礼の合唱」などの名曲揃いと言われるこのオペラも、初演当時は不評だったようです。このオペラ上演の2年半後に、彼はドレスデン蜂起に加担した罪で、この地から追われる身になるのです。


新井 巌(あらい・いわお)

1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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