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【オペラ暦】—11月19日—「歌曲王」シューベルト、31歳の若さで死去

【11月19日】「歌曲王」シューベルト、31歳の若さで死去

⚫️1828年、オーストリアの大作曲家「歌曲王」シューベルト(フランツ・1797-)が、ウィーンで亡くなっています。わずか31歳という短い生涯の中で、多くの歌曲やオペラを作曲しています。ただし、オペラ(ジングシュピール)はほとんど生前には上演されず、20世紀になってようやく復活上演され、評価を高めています。(誕生日の1月31日の項参照)
⚫️1929年、イタリアのバリトン歌手カプッチェリ(ピエロ・-2005)が、トリエステで生まれています。(26,28年という説もあり、音楽辞典に準拠しました)1957年にトーニオでデビュー。ルーナ伯爵、ロドリーゴ、イアーゴなどヴェルディ作品に真価を発揮する典型的なヴェルディ・バリトンでした。(亡くなった日の7月12日の項参照)
⚫️1944年、ギリシャのメッゾ・ソプラノ歌手バルツァ(アグネス・)ギリシャのレフスカで生まれています。カラスの後押しによりミュンヘンで研鑽を積んだ後、ケルビーノでデビュー。ロジーナ、カルメン、エボリ公女から、オルロフスキー公爵まで幅広いレパートリーを誇っています。


新井 巌(あらい・いわお)

1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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