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【オペラ暦】—12月30日—陽気な未亡人、初演

【12月30日】陽気な未亡人、初演

⚫️1905年、ハンガリー出身のオーストリアの作曲家レハール(フランツ・1870-1948)『メリー・ウィドウ』が、ウィーンのアン・デア・ウィーン劇場で初演されています。(12月28日という説もあり)日本では、なぜか英語名で通っていますが、ドイツ語の原題も「陽気な未亡人」という意味。ウインナ・オペレッタの白銀の時代の名作。今日は、あの有名な「唇は黙っていても」の甘い旋律に身をゆだねましょう。
⚫️1921年、ロシアの大作曲家プロコフィエフ(セルゲイ・1891−1953)『三つのオレンジへの恋』が、シカゴ歌劇場で初演されています。イタリア喜劇作家のゴッツィ(カルロ・1720-1806)の原作によるもの。憂鬱病にかかった王子が、魔女の呪いにかかり、3つのオレンジを求めて砂漠へ・・・というお伽噺のような展開ですが、機知に富んだ作品として人気があります。中の「行進曲」「スケルツオ」は単独でもしばしば演奏されます。


新井 巌(あらい・いわお)


1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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