オペラ・エクスプレス

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《こうもり》の稽古場をチラ見―――フロッシュ役・イッセー尾形さんのコメントもあるよ~♪

《こうもり》の稽古場をチラ見―――フロッシュ役・イッセー尾形さんのコメントもあるよ~♪

11月22日(水)~26(日)の間に、日生劇場で行われる、東京二期会のオペレッタこうもり。この《こうもり》は、ベルリン・コーミッシェ・オーパーのダクション。東京では、歌はドイツ語、台詞は日本語で上演されます。

コーミッシェ・オーパーは、ベルリンに3つあるオペラハウスのうちの一つですが、ドイツ語上演にこだわり、親しみやすく、大衆に支持されているという印象があります。そういった意味でも、今回の東京《こうもり》、「台詞は日本語」のお芝居の部分が、大いに気になるところ。

立ち稽古が行われている、都内某所の稽古場にお邪魔して、その魅力の一部をチラ見して来ました。ソリストと合唱に、フロッシュ役のイッセー尾形さんが加わってのお稽古です。

普段シリアスなオペラ上演が多い東京二期会ですが、今回の《こうもり》は、コメディやお芝居の要素が沢山つまっている、楽しい「オペレッタ」です。お芝居ファンの方にも、是非体験して頂きたい作品。イッセー尾形さんからのコメントも頂いて来ました。
笑わせる部分の演技ですが、稽古中の皆さんは、真剣そのもの。それぞれの役になりきって表現しています。

演出のホモキさんが、細かく演技をつけて行きます。お芝居の部分は日本語ですが、ホモキさんは、全ての言語を理解しているかのごとく、時折、日本語の単語を織り交ぜながら、実際に動いて見せます。

さて、このオペレッタ《こうもり》には、一人だけ全く歌わない人物が登場します。それは、刑務所の看守フロッシュという役です。この役は、台詞のみのため、俳優さんが起用されることも多いようです。

今回の東京《こうもり》でフロッシュ役をつとめる、イッセー尾形さんにコメントを頂くことが出来ました。
イッセーさんの演じる「フロッシュ」という役は、どんな役なのでしょうか。今回がオペレッタデビューという「芝居ファン」の皆さんのために、ご自身の役柄を、特別にご紹介して頂きました。

お稽古中のイッセー尾形さん

フロッシュという役は特別な役。
オペレッタの中で、フロッシュだけが歌わずに台詞でお芝居をするという、特別な役なんです。
オペラの持つ歌の力や抽象的な説得力に対して、芝居というのは非常に具体的です。フロッシュという役は、具体的なものと抽象的なものの合わさったその間にいる、すごく遣り甲斐のある役なんです。
歌と芝居の世界をつなぐつもりで参加していますので、お芝居ファンの方も同じように見て頂ければ本当にうれしいです。垣根を越えて観劇してくれるといいと思っていますので、その方法を、今いっぱい考えてる。
ちょっとネタばれですが、僕も、ちょこっと歌います。
歌と芝居は遠い別世界ではなくて、その2つを声で引き寄せたい。
歌と芝居の世界の橋渡しに、ひょっとしてなってくれれば・・・という、そんな目論見はあります。

一つ一つの動きが、東京《こうもり》にピタッとはまっていて、見ているだけでも気持ちがいいというか、何か爽快な感じがしました。その上、歌声も披露して下さるとは!?
東京《こうもり》が益々楽しみになって来ました。

イッセー尾形さんの公式ホームページ


取材・写真:オペラ・エクスプレス編集部

こうもり
オペレッタ(喜歌劇)全3幕 日本語字幕付き原語(ドイツ語)歌唱、日本語台詞上演
会場:日生劇場
公演日:
2017年11月22日(水)18時30分/23日(木・祝)14時/24日(金)17時/25日(土)14時/26日(日)14時

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