オペラ・エクスプレス

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オペラ・エクスプレスの記事一覧( 2 )
東敦子さんの蝶々夫人に寄す―この演奏に出会える歓び!日本人としてオペラに親しんでいることの喜びさえも感じさせる、価値ある一枚

東敦子さんの蝶々夫人に寄す―この演奏に出会える歓び!日本人としてオペラに親しんでいることの喜びさえも感じさせる、価値...

プッチーニのオペラ作品の魅力、その時の日差しを登場人物の目線になり切って感じることのできるある種のリアリティを帯びたファンタジーを感じられるところではないでしょうか。 他愛ない話、屈託のない笑顔、一途だからこそ熱くなって...
楽都:仙台で心に響くベートーヴェンの《第九》(全4ページ)

楽都:仙台で心に響くベートーヴェンの《第九》(全4ページ)

仙台市の東京エレクトロンホール宮城で《第九》の演奏会を聴きました。東北文化学園大学という、音楽大学ではない一般大学が主催して毎年おこなわれているコンサートです。指揮に飯森範親を迎えた仙台フィルハーモニー交響楽団の演奏で、...
9月の新日本フィル演奏会回顧―2017/18シーズン開幕!

9月の新日本フィル演奏会回顧―2017/18シーズン開幕!

新日本フィルの2017/18シーズンが始まった。開幕公演は上岡音楽監督の指揮で、マーラー「交響曲第5番」をメインとしたプログラム。前半のベートーヴェン「ピアノ協奏曲第4番」は、デジュー・ラーンキの独奏、オケ共々親密で柔ら...
Camerata Project ⼩劇場オペラ《出雲阿国》

Camerata Project ⼩劇場オペラ《出雲阿国》

Camerata Project ⼩劇場オペラ《出雲阿国》 〈島根公演〉 【⽇時】2017年11⽉3⽇(⾦)14:00 開演(13:30 開場) 【会場】ビッグハート出雲 ⽩のホール(〒693-0008 島根県出雲市駅南...
崇高なる芸術、マリエッラ・デヴィーアのノルマ

崇高なる芸術、マリエッラ・デヴィーアのノルマ

藤原歌劇団の《ノルマ》を観劇しました。ベルカント・オペラのレパートリーで最も難しいといわれるノルマ役を、オペラ界の至宝マリエッラ・デヴィーアが歌い、磨き抜かれた〈声による芸術〉を堪能しました。 ノルマ役は19世紀最高と言...
ありそうでなかった新感覚!?名作オペラ2作品を、大胆に再構築「セヴィリアの理髪師の結婚」。空白の三年間から見えてくる真実とは——。

ありそうでなかった新感覚!?名作オペラ2作品を、大胆に再構築「セヴィリアの理髪師の結婚」。空白の三年間から見えてくる...

オペラと言えば「フィガロ」。 「フィガロ」と言えばオペラ。 ・・・というほどに、「フィガロの結婚」は、オペラの代名詞ともいうべき作品です。一方の「セヴィリアの理髪師」。こちらも、オペラファンならずとも、知らぬものとてない...
【上映会】オペラ歌手 岡村喬生三部作

【上映会】オペラ歌手 岡村喬生三部作

現在85歳で現役で国際的にご活躍されているオペラ歌手、岡村喬生さんのドキュメンタリー映画3部作の上映会が、日比谷で行われます。 岡村喬生 三部作上映会 日時:2017年7月9日(日) 10時30分~(開場は10時15分の...
「ギリギリまで自分の演奏を追い込んで。その先にあなたの表現が見えてくるでしょう。」―――ファビオ・ルイージ オペラアリア・マスタークラス

「ギリギリまで自分の演奏を追い込んで。その先にあなたの表現が見えてくるでしょう。」―――ファビオ・ルイージ オペラア...

世界でも有数のオペラ指揮者が公開でオペラアリアの歌唱を指導する機会などそうあるものではない。その指揮者がファビオ・ルイージであればなおさらだ。彼は現在チューリッヒ歌劇場の音楽総監督とメトロポリタン歌劇場の首席指揮者(今シ...
上岡敏之を音楽監督に迎え、進化を続ける新日本フィルの新シーズン。「映画で言えばハリウッドではなくヨーロッパのそれ」

上岡敏之を音楽監督に迎え、進化を続ける新日本フィルの新シーズン。「映画で言えばハリウッドではなくヨーロッパのそれ」

今シーズンから上岡敏之を音楽監督に迎えた新日本フィルハーモニー交響楽団最初のシーズンは現在も進行中だが、彼が監督に就任したことで演奏会に登場する回数も増えて、新日本フィルハーモニー交響楽団のサウンドは明らかに変化した。で...
【インタビュー】脇園彩(藤原歌劇団公演《セビリャの理髪師》ロジーナ役)―――舞台は究極のコミュニケーション。お客さんも含めて皆が一体になる。それは日常には無いものです。

【インタビュー】脇園彩(藤原歌劇団公演《セビリャの理髪師》ロジーナ役)―――舞台は究極のコミュニケーション。お客さん...

藤原歌劇団の《セビリャの理髪師》公演で4月29日にロジーナを歌う脇園彩さん。ペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルやミラノ・スカラ座にも出演している注目のメゾ・ソプラノです。帰国中の脇園さんにインタビューしました...
フェスタサマーミューザ2017―――プログラムを読み解く

フェスタサマーミューザ2017―――プログラムを読み解く

さて先日ラインナップ記者発表の模様をお伝えしたフェスタサマーミューザ2017だが、今回はそのプログラムを深く見ていこう。この”夏祭り”の中心となるのは”首都圏のオーケストラが一つの会場で連日演奏する”という、イギリスの「...
Il Trovatore by Verdi; Royal Opera House; Covent Garden; London, UK; 29 June 2016; Cast A: Željko Lučić as Count di Luna (left); Francesco Meli as Manrico; Lianna Haroutounian as Leonora; Conuctor - Gianandrea Noseda; Director - David Bösch; Set and video designer - Patrick Bannwart; Costume designer - Meentje Nielsen; Lighting designer - Olaf Winter; Photo: © ROH Photographer: CLIVE BARDA

ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン「イル・トロヴァトーレ」―――四人の歌手たちの饗宴!息つく暇もないヴェルディ...

「ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン」の新作は、ヴェルディの傑作「イル・トロヴァトーレ」だ。デイヴィッド・ベッシュによるプロダクションの再演が、3月3日(金)から各地で順次公開される。 この有名なオペラのストーリー...
「蝶々夫人」論、演技・演出論の”ノート”―――中央大学人文科学研究所主催公開講演会「演出家・笈田ヨシ、《蝶々夫人》を語る」

「蝶々夫人」論、演技・演出論の”ノート”―――中央大学人文科学研究所主催公開講演会「演出家・笈田ヨシ、《蝶々夫人》を...

「全国共同制作プロジェクト」として金沢、大阪、高崎、池袋と全国四箇所五公演が開催されたプッチーニの歌劇「蝶々夫人」は、19日(日)に池袋の東京芸術劇場で千秋楽を迎えた。俳優、演出家としてフランスを中心に活躍する笈田ヨシに...
美しい舞台に粒ぞろいのキャストで最終上演!長く愛され続けてきた看板演目の見事なフィナーレ―――英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン「ホフマン物語」

美しい舞台に粒ぞろいのキャストで最終上演!長く愛され続けてきた看板演目の見事なフィナーレ―――英国ロイヤル・オペラ・...

「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン」、オペラの三作目はオッフェンバック最晩年の大作「ホフマン物語」だ。物語は、主人公の恋人が出演するオペラ「ドン・ジョヴァンニ」が引けるのを待つ酒場で、過去の愛を振り返る形で展...
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