オペラ・エクスプレス

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「調布から音楽を発信する」音楽祭ー調布国際音楽祭が、6月24日~7月1日に開催ーエグゼクティブ・プロデューサー、鈴木優人氏へのインタビュー

音楽祭の楽しみ方・グッズを手に入れて、音楽祭の一員になろう!

クラシック音楽に馴染みのない方や、初めてコンサートに足を運ぶ方は、「音楽祭」というと、身構えてしまって、「行きたいと思うのだけど、どうしていいのかわからない」と思うかもしれません。そのような方に何かアドバイスなどありますか?

日本の人口の99.9%の方がこの音楽祭に来たことがないと思いますので、ぜひ一人でも多くの方に来ていただきたいです。まずは、難しいことは考えずに足を運んでもらえたらと思います。ぜひお友達を誘って来てください。
普通のクラシックコンサートだと敷居が高いと思ったり、コンサートの間じゅう、おとなしくしていないといけないと誤解していらっしゃる方もあると思うのですが、これは容赦なくお祭りですから、どの演目も気楽に聴いて欲しいですね。

この音楽祭は、お客さんが主役です。私たちもお客様と一緒に音楽を楽しみたいと思っています。私たちは、お客様に楽しんでもらいたい音楽を提供する。それを聴いたお客様が、「いいね」とか「むつかしい」とかリアクションしてくださると、それを生かしていくことができます。そういったことを積み重ねてお客様との対話を大事にしていきたいです。

調布国際音楽祭2017より

何かこの音楽祭ならではの名物のようなものはありますか?

音楽祭という名の通りお祭りなので、Tシャツなどのグッズを販売しています。例えば、初日にTシャツを購入してくださった方が、次の日からTシャツを着て来てくださったりします。

お客様自身も音楽祭の一部になれるんですね!

そうですね。お客さんも目立とうと思えばいくらでも目立てますよ(笑)

今、先着順で無料のトートバックをお配りしています。かわいい動物がプリントされていて、そのバッグを持っていると音楽祭の仲間になれます。お客様にも一緒に宣伝をやってもらうもくろみです。

そんな風に音楽祭に関われると、音楽祭の一部になった気がして、応援もしやすいですね。音楽祭にもっと積極的にかかわれる仕組みはあるのでしょうか。

音楽祭の裏方を支える市民ボランティアがあります。人数は毎年増えており、すでにいつも打ち合わせをしている会議室におさまらなくて、ホールの舞台で打ち合わせをするくらいです。
チームCIMFというのですが、私との個人的なつながりもできますし、メンバー同士の思わぬ交流もあったりします。サントリーホールのレセプショニスト(接客スタッフ)を長年やっていたという方が、お客様に気持ち良く音楽を楽しんでいただくためのノウハウについて教えてくれたり、カメラマンの方や、長年通訳していた方などが、それぞれの個性や特技を生かして参加しています。

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