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ライブ配信が拓く、オペラ上演の未来—びわ湖リングが『神々の黄昏』で完結

ライブ配信が拓く、オペラ上演の未来—びわ湖リングが『神々の黄昏』で完結

2020年3月7日(土)
びわ湖ホール 大ホール

指揮:沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督)
演出:ミヒャエル・ハンペ
美術・衣裳:ヘニング・フォン・ギールケ

キャスト
ジークフリート:クリスティアン・フランツ
ブリュンヒルデ:ステファニー・ミュター
アルベリヒ:志村文彦
グンター:石野繁生
ハーゲン:妻屋秀和
グートルーネ:安藤赴美子
ワルトラウテ:谷口睦美
ヴォークリンデ:吉川日奈子
ヴェルグンデ:杉山由紀
フロスヒルデ:小林紗季子
第一のノルン:竹本節子
第二のノルン:金子美香
第三のノルン:髙橋絵里

管弦楽:京都市交響楽団

合唱:
びわ湖ホール声楽アンサンブル
新国立劇場合唱団

「びわ湖ホール プロデュースオペラ  ワーグナー作曲 ≪ニーベルングの指環≫ 第3日『神々の黄昏』特設サイト」へ

2017年から、1年に一作ずつ制作され、「びわ湖リング」の愛称で親しまれて来たワーグナーの超大作《ニーベルングの指環》が、ついに完結を迎えました。
最後の演目となった『神々の黄昏』は、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策により、「無観客」での上演となりました。舞台の様子はyoutubeでライブ中継され、のべ36万人の視聴者が、ワーグナーの楽劇を楽しみました。当日配信された映像は、定点カメラによるもので字幕なしでしたが、後日、高画質な字幕付きのDVDを発売予定とのことです。
この『神々の黄昏』の上演時間は、30分間の休憩を2回はさみ、約6時間。ツイッターでは、有志の専門家によるリアルタイムでの「伴走」や、対訳サイトなどの有益な情報が飛び交い、トレンドにも登場するほど人気が高まりました。

本投稿では、3月7日組の公演の模様を、ダイジェスト写真でご紹介いたします。

photo:Naoko Nagasawa 〔無断転載は固くお断りいたします〕

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