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Tokyo Music Evening Yube―池袋の夕べを贅沢に堪能できる無料の野外クラシックコンサート

Tokyo Music Evening Yube―池袋の夕べを贅沢に堪能できる無料の野外クラシックコンサート

2020年11月1日(日)、世界的指揮者の西本智実とイルミナートフィルハーモニーオーケストラによる公募招待の野外クラシックコンサート<Tokyo Music Evening Yube>が、池袋西口公園の野外劇場「GLOBAL RING THEATRE(グローバルリングシアター)」で開催されました。

約60分間の公演の演奏曲目は、リクエストを元に西本がプログラム構成。なるほど、チャイコフスキーのバレエ、“くるみ割り人形”からの「行進曲」や「花のワルツ」など、誰もが一度は耳にしたことがある曲ばかりです。

曲間には西本のトークも挿入され、クラシック音楽を楽しむための配慮もされていました。
最もリクエストが多かった曲として紹介されたのは、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」で、その第4楽章の演奏も披露されました。

そして、この日のハイライトとも言える、特別出演の佐久間良子とのコラボレーションです。内容は、マスカーニのオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲にのせて、相田みつをの詩「こんな顔で 山田寺の仏頭によせて」を朗読するという、他では聴けないようなスペシャルなパフォーマンスでした。

曲が終わるごとに会場は拍手に包まれ、その熱気は通りすがりの人々にも波及して行くように思えます。感染防止の観点から、この回は事前応募制の座席指定でしたが、抽選に漏れても、会場の外から鑑賞することが出来るので、ファンにとっては嬉しい限りです。
舞台上には巨大なスクリーンが設置されており、映し出される演奏者の表情までも、間近に感じることが出来ます。思わず足を止めて見入ってしまう姿も見受けられました。
曲調に合わせて変化する照明の効果が、公園で過ごす「夕べ」の時間を、更に盛り上げていました。

最後にヨハン・シュトラウスの「ラデツキー行進曲」で、コンサートは軽快にしめくくられました。

Tokyo Music Evening Yube

豊島区では、観劇鑑賞後の余韻とともにナイトライフを満喫できる「アフター・ザ・シアター」を推進するため、そのきっかけとして本格的なクラシック音楽を堪能できるプログラム「Yube」を定期的に開催しています。イベント名のYubeは、夕方から夜を表す日本の美しい言葉から名付けました。
観劇やショッピングの後、公園に立ち寄って、ワインやユニークなカクテルを片手にクラシック音楽を楽しむ。そんな少し贅沢な「夕べ」を、池袋で過ごしてみませんか?

毎週 水 曜日 19:00 ~ / 20:30 ~

yube公式サイト より

取材・文:オペラ・エクスプレス編集部
写真:長澤 直子

TokyoMusic Evening Yube 11月公演
2020年11月1日(日)17時
GLOBAL RING THEATRE(西池袋1-8-26 池袋西口公園内)

出演
<指揮>西本智実
<特別出演>佐久間良子
<管弦楽>イルミナートフィルハーモニーオーケストラ

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