オペラ・エクスプレス

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オペラ学研究会第5回例会(10月18日17-20時)オペラ学ワークショップ・越境とアマルガム"19世紀の首都”パリのオペラ文化

オペラ学研究会第5回例会(10月18日17-20時)オペラ学ワークショップ・越境とアマルガム"19世紀の首都”パリのオペラ文化

オペラ学研究会第5回例会
オペラ学ワークショップ
越境とアマルガム "19世紀の首都”パリのオペラ文化

日時:10月18日(水)17:00-20:00
場所:早稲田大学(早稲田キャンパス)8号館1階104教室
聴講無料・事前申込不要

【登壇者】
丸本 隆/添田里子/中村仁/平野恵美子/嶋内博愛/奥香織/佐和田敬司/東晴美/岡本佳子/森佳子

【内容】
現在でも上演されるオペラのレパートリーは、19世紀イタリア・オペラとドイツ・オペラが主流を占める。しかしそれらの作品は、フランスのオペラ文化、とりわけ19世紀前半のパリで盛行した「グランド・オペラ」の影響を抜きに論じることは出来ない。「グランド・オペラ」のアマルガム性に焦点を当て、さらに19世紀パリのオペラ文化のトランスナショナルな展開を明らかにする。

オペラ学研究会問い合わせ先: operagaku-kikaku@list.waseda.jp

オペラ学研究会設立の趣旨
近年、オペラ(ミュージカル等も含むオペラ/音楽劇)文化は日本の社会にもそれなりに根付き、オペラ愛好家も増加の一途をたどっているように思われます。ただ学術分野での研究に限れば、必ずしもそれにふさわしい進展をみせていないという現状があります。そもそも総合舞台メディアであるオペラを学術研究の対象に扱うこと自体に困難が伴ううえに、ヨーロッパ文化圏外で生まれ育った人間にとっては、さらに語学をはじめ多くの乗り越えるべき壁が待ち受けています。

一方で最近、そうした状況に風穴を開けるべく、地味ながらも徐々にさまざまな努力が積み重ねられつつあるようにも思われます。そのことはたとえば、演劇学会の本体や西洋比較演劇研究会部門でここ数年来、オペラ/音楽劇をテーマに掲げたシンポジウムや研究発表が増加傾向にあることにもみられます。私たちもそうした上昇気流に乗り、オペラ研究のさらなる進展と多様化(将来的には「オペラ学」の確立)に貢献すべく、新たに「オペラ学研究会」を立ち上げることにしました。

この研究会は、学術研究を基本に据えながら、オペラの実践現場との交流を深め、また研究成果を一般社会に還元していくことを目的とし、そのために研究者や学生にとどまらず、歌手をはじめ舞台制作の現場で活躍する人々や一般の愛好家にも開かれた、裾野の広い研究を目指します。

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