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【オペラ暦】—4月24日—浅草オペラの時代と、日本初演のオペラ

【4月24日】浅草オペラの時代と、日本初演のオペラ

⚫️オペラではありませんが、1862年、ヴェルディ(ジュゼッペ・1813-1901)の作曲した『諸国民への讃歌』が、ロンドンのハーマジェスティーズ劇場で初演されています。この曲は、前年に彼は国会議員となり、この年に開催されたロンドン万国博のために作曲されたもの(作詞は、A.ボーイト)。後に、トスカニーニが第2次世界大戦の際に、「裏切りし祖国よ」と歌詞を変更した演奏が残され、有名になりました。
⚫️1923年(大正12年)、『道化師』が浅草の金龍館(根岸歌劇団)で日本初演されました。まさに浅草オペラ全盛期。『道化師』の世界初演は1892年ですから、その31年後に日本で初演されたのです。田谷力三、清水静子、清水金太郎らの出演でした(増井敬二『日本のオペラ〜明治から大正へ』による)。他方、初演は1919年という説もあります。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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