オペラ・エクスプレス

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【オペラ暦】—9月3日—浅草オペラの功績を改めて感じる日

【9月3日】浅草オペラの功績を改めて感じる日

⚫️1920年(大正9)、浅草オペラ華やかなりし頃、人気の新星歌舞劇団が分裂して、主力の伊庭孝(1887-1937)、清水金太郎(1889-1932)・静子(1896-1973)夫妻、田谷力三(1899-1988)、高田雅夫(1859-1929)などは金龍館に合流し、根岸大歌劇団を結成。残ったグループは松竹専属のミナミ歌劇団を作ったのです。浅草オペラは、ちょうど大正年間に一時的なオペラ・ブームをもたらしましたが、その後の日本のオペラの創成期を形作ったことでは、もっと評価しても良いでしょう。
⚫️1931年、オーストリアの指揮者シャルク(フランツ・1863-)が、エトラハで亡くなっています。ブルックナー(アントン・1824-96)に師事し、彼の曲を普及させようと努めるあまり、様々な改変を行ったことでも知られています。晩年は、ウィーン国立歌劇場の総監督をシュトラウス(リヒャルト・1864-1949)とともに務めましたが、彼とは水と油で、やがてシュトラウスは去って行ったとか。


新井 巌(あらい・いわお)

1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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