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大阪のフェスティバルホールのみで上演!——―バーンスタイン『ミサ』ゲネプロより。本番は7月14日(金),15日(土)の2回、残席僅か!

大阪のフェスティバルホールのみで上演!——―バーンスタイン『ミサ』ゲネプロより。本番は7月14日(金),15日(土)の2回、残席僅か!

バーンスタイン『ミサ』、本日行われたゲネプロを観てきました。本番は明日14日(金)と15日(土)の2回、大阪のフェスティバルホールのみで上演です。チケットはかなり残り少なくなっているとのこと!
現代音楽、教会合唱音楽、ベートーヴェンへのオマージュなど、盛りだくさんのオーケストラ、そしてそれを凌駕する勢いのブルースとロックのバンド。録音された音楽がところどころに挿入され、歌詞は英語、ラテン語、ヘブライ語、それに今回は歌詞と台詞で日本語も使用されています。
キリストの聖体であるパンとワインを信者たちに分け与えるカトリックの典礼儀式『ミサ』。その『ミサ』を導く司祭が、神への疑問、ひいては自分への疑問と向き合うという衝撃的な内容の作品です。司祭はバーンスタイン自身なのか?彼の疑問に神はどう答えるのか?指揮と演出を手がけた井上道義の解釈が光ります。
舞台中央には大きな十字架(場面によって違う形を見せます)が建てられ、その前にある祭壇でミサが行われようとします。しかし司祭と信者たちは次第に対立を深めていきます…。司祭を演ずるバリトンの大山大輔は、人々を導くカリスマ性と悩みを表現。信仰への疑問を投げかけるストリートコーラスは、小川里美、小林紗羅、鷲尾麻衣、森山京子、藤木大地、古橋郷平、又吉秀樹、村上公太、加耒徹、久保和範、与那城敬、ジョン・ハオ他の一流のオペラ歌手たちが個性を発揮して歌い演じます。
様々な音楽を歌い分ける合唱団、そしてピュアな美しさで輝く児童合唱団も素晴らしい仕上がりでした。また、ボーイソプラノで重要な役を演じる込山直樹君の声は圧倒的な美しさです。まさに聴きごたえたっぷりの大作で、本番の舞台は、深い感動に包まれるエンディングまであっという間に感じることになりそうです。
(文・井内美香)

バーンスタイン「ミサ」
2017年7月14日(金)/15日(土)
フェスティバルホール

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