オペラ・エクスプレス

The opera of today from Tokyo, the hottest opera city in the world

【オペラ暦】—4月5日—大不況下での『こうもり』初演と、帝王カラヤン誕生

【4月5日】大不況下での『こうもり』初演と、帝王カラヤン誕生

⚫️この日のハイライトは、1874年、シュトラウス2世(ヨハン・1825-99)『こうもり』が、ウィーンのアン・デア・ウィーン劇場で初演されたことしょう。この前年には、ウィーンで株が大暴落。いわば、大不況下での上演でしたが、そんな状況だからこその大ヒット。彼は、この作品をわずか44日間で書き上げたといいます。
⚫️1908年、カラヤン(ヘルベルト・フォン・-1989)が、ザルツブルクで生まれています。彼に対する評価はさまざまですが、20世紀を代表する指揮者の一人であることには異論がないでしょう。かつては、ベルリン・フィル、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座などを一手に率い、欧米楽壇を牛耳っていたことも事実でした。日本にも度々来日し多くのファンを魅了しました。
⚫️1869年、フランスの作曲家ルーセル(アルベール・-1937)が、トゥルコアンで生まれています。年代的にはドビュッシーやラヴェルと同世代で、その後の近代フランス音楽を継承した人。どちらかといえば、オペラというよりバレエ曲の『雲の共演』などが有名ですが、オペラには『カロリーヌ伯母さんの遺言状』などがあります。
⚫️1877年、グノー(シャルル・1818-93)『サン=マール(5人の軍神)』が、パリのオペラ・コミーク座で初演。彼の作品の中では、晩年の作であまり成功しなかったようです。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

コメントを残す

COMMENT ON FACEBOOK

Return Top
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。