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【オペラ暦】—12月21日—イタリアの文豪の死とフランスの劇作家ラシーヌの誕生

【オペラ暦】—12月21日—イタリアの文豪の死とフランスの劇作家ラシーヌの誕生

【12月21日】イタリアの文豪の死とフランスの劇作家ラシーヌの誕生

⚫️1375年、中世イタリアの文学者ボッカッチョ(ジョヴァンニ・1313-)が、イタリアのチェルタルドで亡くなっています。彼の名は、『デカメロン』の作者として有名ですが、モンテヴェルディ(クラウディオ・1567-1643)のマドリガルから、スッペ(フランツ・フォン・1819-95)のオペレッタ『ボッカッチョ』まで、多くの作曲家によって彼の作品が音楽化されています。
⚫️1639年、フランスの劇作家・詩人ラシーヌ(ジャン・バティスト・-1699)が、ラ・フェルテ=ミヨンで生まれています。グルックの(クリストフ・ヴィリバルト・1714-87)『オーリドのイフィジェニー』、モーツァルト(ヴォルフガング・アマデウス・1756-91)『ミトリダーテ』、ロッシーニ(ジョアッキーノ・1792-1868)『エルミオーネ』など、彼の戯曲からオペラ化されています。(亡くなった日の4月21日の項参照)


新井 巌(あらい・いわお)


1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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