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【オペラ暦】—7月20日—『トリスタンとイゾルデ』は、指揮者の鬼門?

【7月20日】『トリスタンとイゾルデ』は、指揮者の鬼門?

⚫️1752年、ドイツ生まれでイギリスで活躍した作曲家ペープシュ(ヨハン・クリストフ・1667-)が、ロンドンで亡くなっています。ちょうどヘンデルと同じように、ドイツからイギリスへ帰化した経歴の持ち主ですが、当時人気絶頂だったヘンデルに対抗してバラッド・オペラ『乞食オペラ』を作曲(というよりも民謡などを編曲した)して、一時その人気に水を差したことでも知られています。
1968年、ドイツの指揮者カイルベルト(ヨーゼフ・1908-)が、ミュンヘンで亡くなっています。『トリスタンとイゾルデ』の指揮中でした。1959年からバイエルン国立歌劇場の音楽監督を務め、同劇場での公演中に心臓麻痺で亡くなったのです。このオペラを指揮中に亡くなったモットル(フェリックス・1856-1911)もまた、この劇場でのことでした。日本にはNHK交響楽団に1967-8年に常任指揮者として招かれ、その堅実な指揮ぶりが人気を呼びました。(誕生日の4月19日の項参照)


新井 巌(あらい・いわお)

1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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