
《写真を聴く》担当、オペラ写真家の長澤直子です。前回の投稿から大分時間が経ってしまいましたが、連載第3回目です。
先日、久々に、ご贔屓の歌手の方々が揃う演奏会に出掛けました。いやぁー、純粋に心おきなく好き(勝手)に音楽に浸れるということは、まさに心の贅沢ですね~。生き返る思いです。(あっいぇ、いつも必死にガンバって生きてはいますが・・・)この先1ヶ月くらいは、どんな逆境に見舞われても立ち向かう勇気が注入された!!!とか思いました。貧しくても、私、劇場通いは絶対に辞めれません!良く、心に「響く」とか「しみいる」とかいう表現がありますが、私の場合、「刺さる」んですよね・・・。キューピッドの矢のごとくに(笑)
ところで、オペラの楽しみ方って、人それぞれだと思いますが、皆さんはどんな基準で公演を選ばれますか。私の場合、誰かのファンとかこれが聴きたいとかいう理由よりも、心という入れ物を、音楽で満たしたい・・・って、ちょっとキザですかね。照れる言い方です。つまづいたとき・凹んでいて新たな希望を見い出したいとき。私には、劇場が一番の薬。今の時代、DVDだってyoutubeだってある。でも、それだと「チェックする」だけで終わってしまい、心までは一杯になりません。「刺さる」は劇場にいてこその私の楽しみなのです。
LEAVE A REPLY