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【オペラ暦】—12月17日—“楽聖”ベートーヴェン、受洗

【12月17日】“楽聖”ベートーヴェン、受洗

⚫️1749年、イタリアの作曲家チマローザ(ドメニコ・-1801)が、ナポリで生まれています。ピッチンニ(ニッコロ・1728-1800)、パイジェッロ(ジョヴァンニ・1740-1816)とともに18世紀後半のナポリ派オペラを牽引した一人。代表作はなんといっての『秘密の結婚』でしょう。かのスタンダール(1783-1842)が最も愛した作曲家が、彼とモーツァルトでした。(亡くなった1月11日の項参照)
⚫️1770年、ドイツの大作曲家“楽聖”ベートーヴェン(ルードヴィヒ・ヴァン・1770-1827)が、ボンで受洗しています。彼ほどの有名人でも誕生日は特定できていません。彼の残したオペラ作品は『フィデリオ』1曲のみですが、オペラ創作への意欲はかなりあったらしく、さまざまな管弦楽付きのアリアなども作曲し、未完に終わっているもののシカネーダー(エマヌエル・1751-1812)の台本による『ヴェスタの火』なども手がけていました。(亡くなった3月26日の項参照)
⚫️1870年、イタリアの作曲家メルカダンテ(サヴェーリオ・1795-1870)が、ナポリで亡くなっています。彼はロッシーニ(ジョアッキーノ・1792-1868)の後継者としてベッリーニ(ヴィチェンツィオ・1801—35)、ドニゼッティ(ガエターノ・1797-1848)と同時代に活躍して、代表作『ヴェスタの巫女』』『無頼漢(刺客)』などを残しています。ボローニャやナポリの音楽院の校長なども務め、さらにヴェルディにも影響を与えた(成功を妬み、足をひっぱった?とも)と言われています。(受洗した9月17日の項参照)


新井 巌(あらい・いわお)


1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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