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【オペラ暦】—4月20日—意外に多い指揮中の急死

【オペラ暦】—4月20日—意外に多い指揮中の急死

【4月20日】意外に多い指揮中の急死

⚫️2001年、当初は現代作曲家・指揮者として注目されたシノーポリ(ジュゼッペ・1946-)が、ベルリン・ドイツ・オペラ『アイーダ』を指揮中に死去したのが、この日。オペラ指揮者としてヴェネツィアで衝撃的なデビューを飾ったのも、この『アイーダ』でした。彼の作曲したオペラには『ルー・ザロメ』があります。
前日のカイルベルトといい、指揮中に亡くなる人は意外に多いのですね。
⚫️1943年、モンテヴェルディ合唱団・管弦楽団を組織した古楽の権威ガーディナー(ジョン・エリオット・-2014)が、イギリスのフォントメル・マグナで生まれています。のちに古楽だけでなく、『魔笛』をコヴェント・ガーデンでオペラ指揮者としてデビューした後は、数多くのオペラも指揮していました。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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