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【オペラ暦】—5月14日—辣腕興行師だった『蝶々夫人』の原作者ベラスコ

【5月14日】辣腕興行師だった『蝶々夫人』の原作者ベラスコ

⚫️1889年、マスネ(ジュール=エミル=フレデリク・1842-1912)『エスクラルモンド』が、パリのオペラ・コミック座で初演。マスネの中ではもっともワーグナー的な作風で、マスネ自身も気に入っていた曲でした。
⚫️1885年、ドイツの指揮者クレンペラー(オットー・-1973)が、ブレスラウで生まれています。マーラーに引き立てられ、ベルリン国立歌劇場などで活躍しますが、ナチスに追われてスイスから渡米し、戦後も数多くのオペラを録音しています。
⚫️1931年、劇作家で演劇プロデューサーでもあったベラスコ(デーヴィド・1853-)が、ニューヨークで亡くなっています。(オペラ辞典では、15日となっていますが、他の資料ではすべて14日となっており、こちらの方が正しいようです。)プッチーニによって『蝶々夫人』と『西部の娘』の2つの作品がオペラ化されています。演劇プロデューサーとしても辣腕を振るい、現在でもブロードウェイには彼の名を関した「ベラスコ劇場」が盛業中です。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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