オペラ・エクスプレス

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【オペラ暦】—8月25日—アメリカの大指揮者バーンスタイン誕生

【8月25日】アメリカの大指揮者バーンスタイン誕生

⚫️1774年、イタリアの作曲家ヨンメッリ(ニコロ・1714-)が、ナポリで亡くなっています。古典派時代のオペラ作曲家として、シュトゥットガルト宮廷で仕えていた時が全盛期で、その後は彼の『アルミーダ』を聞いたモーツァルトが時代遅れと評したように、その後は大衆の支持を失っていきました。
⚫️1845年、バイエルン国王ルートヴィヒ2世(-1886)が、ミュンヘン郊外にある離宮ニュンヘンブルクで生まれています。若い時から、ワーグナーの絶対的な庇護者としてオペラを愛し続け、またノイシュバンシュタイン城などの城の建築に熱中して、王国の財政に少なからぬ影響を及ぼしました。(亡くなった日の6月13日の項参照)
⚫️1880年、オーストリアの作曲家・指揮者シュトルツ(ローベルト・-1975)が、グラーツで生まれています。レハール、カールマンらとともにオペレッタの白銀の時代を築いた作曲家でもあり、晩年はハリウッドでの映画音楽なども作曲しています。(亡くなった日の6月27日の項参照)
⚫️1900年、ドイツの哲学者ニーチェ(フリードリヒ・1844-)が、ワイマールで亡くなっています。シューペンハウアーやワーグナーに影響されて独自の哲学論を展開しました。自らも作曲をするほどでしたが、後にワーグナーとは仲たがいをし、決別の手紙を送っています。シュトラウス(リヒャルト・1864-1949)の『ツァラトゥストラかく語りき』は、彼の著作からインスピレーションを得たもの。
⚫️1918年、アメリカで最も人気のあった指揮者でもあり、『ウエストサイド・ストーリー』の作曲者バーンスタイン(レナード・-1990)が、マサチューセッツ州ローレンスで生まれています。1944年、急病のワルター(ブルーノ・1876-1962)の代役としてニューヨーク・フィルを指揮して一躍スターダムにのし上がったのです。その後長らく同楽団の指揮者を務めながら、スカラ座ではカラス(マリア・1923-77)と『メディア』で共演、さらに1963年にはMET、66年にはウィーン国立歌劇場にも登場するなど、欧米各地で活躍しました。
⚫️1940年、ベリギーのバス・バリトン歌手ヴァン・ダム(ジョセ・)が、ブリュッセルで生まれています。とくにカラヤンに認められて、多くのオペラ公演に参加し、かつ膨大な量の録音を残しています。


新井 巌(あらい・いわお)

1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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