オペラ・エクスプレス

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【新譜CD紹介】“アップレッソ”-ソプラノ名曲集-安藤赴美子

【新譜CD紹介】“アップレッソ”-ソプラノ名曲集-安藤赴美子

ソプラノの安藤赴美子さんが、Octavia Recordから初のソロ・アルバムを出しました!安藤さんといえば美しい舞台姿と豊かな美声で、今年も二期会の《ドン・カルロ》エリザベッタ役を歌うなど、大活躍が続いています。

“アップレッソ”-ソプラノ名曲集-安藤赴美子
“アップレッソ”-ソプラノ名曲集-安藤赴美子

アルバム・タイトルはAppresso。イタリア語で「そばに寄り添って」という意味で、音楽がいつも側にあるように、との願いが込められているタイトルだそうです。歌曲からオペラ・アリアまでソプラノ名曲が集められており、ヘンデルの歌劇《リナルド》よりアリア「私を泣かせてください」から始まり、ロッシーニ、ドヴォルザーク、ラフマニノフ、そして山田耕筰「この道」、越谷達之助「初恋」、後半はプッチーニ《ジャンニ・スキッキ》《トスカ》《ラ・ボエーム》、ヴェルディ《椿姫》、最後にはワーグナー《タンホイザー》から「崇高な殿堂よ」まで、彼女がこれまで舞台で歌ったオペラも数多く取り上げられています。ピアノは二期会や新国立劇場のオペラの現場で活躍している冨平恭平で、ツボを押さえた演奏。歌への真摯な取り組みが魅力のアルバムです。
(10月24日発売)

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