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【オペラ暦】—2月1日—プッチーニにとって、この日は幸運の日

【オペラ暦】—2月1日—プッチーニにとって、この日は幸運の日

【2月1日】プッチーニにとって、この日は幸運の日

⚫️この日は、ジャコモ・プッチーニ(1858-1924)にとって、忘れられない日となったはずです。1893年のこの日、第3作目にして初めて成功作となった『マノン・レスコー』が、トリノ・レッジョ劇場で初演されました。3年後の同じ日、今度は『ラ・ボエーム』が同じ劇場で初演。この時は、若きアルトゥーロ・トスカニーニ(1867-1957)が指揮をとり大成功となりました。
⚫️1818年、イタリアの作曲家ジュゼッペ・ガッザニーガ(1743-)がクレーマで亡くなっています。彼の『石の客またはドン・ジョヴァンニ・テノーリオ』が、モーツァルトと同じ年にサン・モイゼ劇場で上演されています。
⚫️1874年、リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)の盟友で、『ばらの騎士』など多くの台本を書いた作家フーゴ・フォン・ホフマンスタール(-1929)がウィーンで生誕。
⚫️1879年、フランツ・フォン・スッペ(1819-95)の喜歌劇『ボッカッチョ』がウィーンのカール劇場で。このオペレッタは、日本では浅草オペラで「恋はやさし」の歌で一躍有名になりました。
⚫️1930年、アーノルト・シェーベルク(1874-1951)の『今日から明日へ』がフランクフルト歌劇場で初演されています。
⚫️1922年、戦後カラスと人気を二分した名ソプラノ、レナータ・テバルディ(-2004)がペーザロで生まれています。
⚫️2007年、ジャン・カルロ•メノッティ(1911—)モンテカルロで死去。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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