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【オペラ暦】—2月9日—ヴェルディの最後にして最高のオペラの初演

【2月9日】ヴェルディの最後にして最高のオペラの初演

⚫️なんといっても、この日のハイライトは、1893年、ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901)の最後のオペラ作品『ファルスタッフ』が、ミラノ・スカラ座で初演されたことでしょう。齢80を直前にして、この創作力。最終幕の大詰めで歌われる「人生はみな冗談」こそ、ヴェルディが遺した最後のメッセージだったのでしょうか?
⚫️1897年、フランツ・シューベルト(1797-1828)『フィエラブラス』、カールスルーエで初演。もちろん、彼の死後に上演されたもの。
⚫️1885年、20世紀を代表するオペラ『ヴォツェック』を書いたアルバン・ベルク(1825-1935)が、ウィーンで生誕。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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