オペラ・エクスプレス

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アンドレア・バッティストーニ(指揮)が語る、「リゴレット」の魅力

アンドレア・バッティストーニ(指揮)が語る、「リゴレット」の魅力
アンドレア・バッティストーニ
アンドレア・バッティストーニ
(C) Nnaoko Nagasawa

日本ヴェルディ協会主催による、アンドレア・バッティストーニ氏(指揮者)の講演会が開かれました!2月19日にプレミエを迎える、二期会公演「リゴレット」 のために来日中のバッティストーニ氏。その公演に先立ち、「リゴレット」を中心に、ヴェルディのオペラの魅力を存分に語る、大変有意義な時間となりました。会場となったイタリア文化会館は、ほぼ満席で、オペラファンの「リゴレット」公演に対する意識の高さがうかがえます。

お話の中で、私が特に興味深かったのは、
♪ヴェルディは、「リゴレット」で、オペラの伝統的な「型」を打ち破ったというところ。当時の伝統に則れば、醜い人間は、常に「悪」として描かれていた。「リゴレット」では、せむしの道化師を主人公としたことで、人間の多面性を描くことをオペラに持ち込んだ。
♪♪「ベルカント」の表現が、「過去の美しい瞬間」に思いを馳せる場面で使われる(例:ジルダが公爵を恋して歌うアリア「グァルティエル・マルデ・・・」など)
♪♪♪「リゴレット」で、ヴェルディは、一つの頂点を迎えた。しかし、ヴェルディはそこで留まることなく、その後も進化を続けて行った。
♪♪♪♪ヴェルディはモーツァルトを大変良く研究していて、モーツァルトから学んだことを自分のオペラの中に生かした。

・・・やはり、オペラはみんなつながってるんですねぇ~(笑)それはそうと、来週からの「リゴレット」公演が、大変楽しみです♪

東京二期会「リゴレット」公演情報

「オペラ・エクスプレス」のサイト でも、「リゴレット」の公演レポートを後日掲載予定です。

※諸般の事情により、メモを取ることができず、記憶をたどって書きました。何か間違い等ございましたら、ご指摘頂けましたらありがたく思います。— 場所: イタリア文化会館

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