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【オペラ暦】—6月1日—ロシアの民族楽派グリンカ誕生

【オペラ暦】—6月1日—ロシアの民族楽派グリンカ誕生

【6月1日】ロシアの民族楽派グリンカ誕生

⚫️1804年、ロシア国民楽派の始祖と言われているグリンカ(ミハエル・イヴァノヴィチ・-1857)が、ノヴォスパススコエで生まれました。当初は官界に入りましたが、その後イタリアを訪れ、ドニゼッティ、ベッリーニなどとも知己を得て、オペラに関心を持ち、のちの『ルスランとリュドミーラ』に結実したのです。
⚫️1936年、ドニゼッティ(ガエターノ・1797-1848)のファルサ『夜の呼び鈴』が、ナポリのテアトロ・ヌーヴォで初演されています。
⚫️戦後間もない1946年、オーストリアのテノール歌手スレザーク(レオ・1873-)が、テーゲルンゼーで亡くなっています。彼はマーラーに招かれてウィーン国立歌劇場(当時は宮廷劇場)のメンバーとなり、のちにMETでも活躍しました。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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