オペラ・エクスプレス

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【オペラ暦】—6月9日—日本のオペラの創始者・山田耕筰誕生

【6月9日】日本のオペラの創始者・山田耕筰誕生

⚫️1810年、『ウインザーの陽気な女房たち』で有名なドイツの作曲家ニコライ(オットー・-1849)が、ケーニヒスベルクで生まれています。
⚫️1886年、「からたちの花」などの歌曲や童謡で有名な山田耕筰(-1965)が、東京で生まれています。彼はドイツに留学し、R.シュトラウスに私淑。帰国後には日本楽劇協会を創設して、日本のオペラの先駆けとなりました。オペラの代表作としては『黒船』があります。
⚫️1939年、ルーマニアの名ソプラノ・コトルバス(イリャーナ)が、ガラツィで生まれています。とくにミミ役で売り出し、リリカルな声質で多くのレパートリーを演じています。
⚫️1951年、ハイドン(フランツ・ヨーゼフ・1732-1809)が作曲した『哲学者の魂(オルフェオとエウリディーチェ)』が再発見されて、フィレンツェのペルゴラ劇場で初演。
⚫️1966年、イギリスを代表する作曲家ブリテン(エドワード・ベンジャミン・1913-76)の『燃える炉』が、オールドバラのオーフォード教会で初演されています。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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