オペラ・エクスプレス

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【オペラ暦】—12月29日—日本を代表する作曲家・山田耕筰、今日没後50年

【12月29日】日本を代表する作曲家・山田耕筰、今日没後50年

⚫️1965年、日本のオペラの礎を作った作曲家・山田耕筰(1886-1965)が、東京の成城の自宅で亡くなっています。この日で、没後50年になります。人口に膾炙した『赤とんぼ』『からたちの花』『この道』など数多くの童謡や歌曲の他に、オペラも『黒船』(初演当時は『夜明け』)や『あやめ』などを作曲。これが日本のオペラの先駆けとなりました。(誕生日の6月9日の項参照)
⚫️1962年、ドイツの大作曲家シュトラウス(リヒャルト・1864-1949)『ナクソス島のアリアドネ』が、ベーム(カール・1894-1981)の指揮でメトロポリタン歌劇場での初演を果たしています。もちろん世界初演は、46年前の1916年ウィーンです。


新井 巌(あらい・いわお)


1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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