
【1月21日】『イエヌーファ』から、ドミンゴ様まで
⚫️1904年、チェコの作曲家レオシュ・ヤナーチェク(1854−1928)の『イエヌーファ』が、ブルーノのヴェヴェジー劇場で初演。原題は「彼女の養女」という意味。ヤナーチェク独特の朗唱(発話旋律)スタイルを確立した作品です。
⚫️1876年、エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ(—1948)が、ヴェネツィアで亡くなっています。(1月12日の項参照)また彼の生涯については、永竹由幸著『ヴォルフ=フェラーリの生涯と作品』(水曜社刊)に詳しく。
⚫️1941年には、3大テノールの一人プラシド・ドミンゴが、マドリードで生まれています。最近では、バリトンの役柄にも挑戦して好評を得ています。
新井 巌(あらい・いわお)
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。
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