【3月7日】小粋なオペラを書いたラヴェル
⚫️ドビュッシーとともにフランス印象派を代表する作曲家ラヴェル(モーリス・-1937)が、1875年シブール(低地ピレネー)で生まれています。オペラ作品としてはわずかに2作のみ。『スペインの時』も『子供と魔法』も、いずれも1幕ものですが、いかにもラヴェルらしい洒落たエスプリを感じさせる作品です。
新井 巌(あらい・いわお)
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。
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