オペラ・エクスプレス

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【オペラ暦】—3月15日—美貌と美声のソプラノ、ステッラ誕生

【3月15日】美貌と美声のソプラノ、ステッラ誕生

⚫️1892年、イタリアの作曲家ケルビーニ(ルイジ・1760-)が、パリで亡くなっています。日本では彼の『レクイエム』などは有名ですが、オペラはほとんど上演される機会もありませんが、当時はヨーロッパを股に縦横に活躍した作曲家でした。
⚫️1929年、カラス、テバルディの次の世代のソプラノとして人気のあったステッラ(アントニエッタ・)が、ペルージャで生まれています。リリコ・スピントの声質で、ヴェルディ、プッチーニなどを得意にしていました。今年で86歳。
⚫️1942年、オーストリアの作曲家・指揮者でもあったツェムリンスキー(アレクサンダー・1871-)は、38年アメリカに亡命して、ニューヨーク州で亡くなっています。余談ながら、若き日のアルマ・マーラー(マーラーの妻)の作曲の先生でもありました。
⚫️これは蛇足。オペラではありませんが、ロー(フレデリック・1904-)『マイ・フェナ・レディ』が、1956年ブロードウェイで初演、大ヒットになりました。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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