オペラ・エクスプレス

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【オペラ暦】—4月4日—フランスの名指揮者モントゥー誕生

【4月4日】フランスの名指揮者モントゥー誕生

⚫️1875年、フランスの指揮者モントゥー(ピエール・-1964)が、パリで生まれています。晩年の彼のいかにも好々爺然とした風貌にもかかわらず、若い時はディアギレフ(セルゲイ・1872-1929)のバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)の指揮者として、ストラヴィンスキーの『ペトルーシュカ』『春の祭典』、ラヴェル『ダフニスとクロエ』など名だたる名曲を初演。アメリカに渡ってからは、メトロポリタン歌劇場で『金鶏』のアメリカ初演を果たし、また多くのフランス・オペラを指揮、ボストン交響楽団の音楽監督も長く勤めました。
⚫️1847年、スペインの代表的なオペラ劇場であるバルセロナのリセウ劇場が、この日開場しています。ルネサンス様式による当時としては、世界最大級の歌劇場でした。19世紀中頃に火災で焼失し、また20世紀後半にも焼失するという悲運にも見舞われましたが、ロス=アンヘレス、カバリエ、カレーラス、ドミンゴといったスペインの代表的な歌手は、すべてこの劇場から育っています。
⚫️1843年、現代ではやや忘れられた感のある指揮者リヒター(ハンス・-1916)が、ラープ(現ハンガリー領ジュール)で生まれています。ワーグナーの諸オペラを指揮し、中でも1876年『ニーベンルグの指環』全曲を初演。のちにイギリスに渡り、コヴェント・ガーデンで多くのドイツ・オペラを指揮しています。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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