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【オペラ暦】—4月10日—イタオペの黄金期を支えた巨匠デ・サバータ

【4月10日】イタオペの黄金期を支えた巨匠デ・サバータ

⚫️1840年、ドニゼッティ(ガエターノ・1797-1848)『殉教者』が、パリのオペラ座で初演されています。もともとは、コルネイユの悲劇をカンマラーノが台本を書いた『ポリウート』でしたが、検閲にかかり上演不能となり、フランス語に翻訳して、この題名で上演されたのです。のちに『ポリウート』として、1848年、ナポリで原語初演されています。
⚫️1892年、戦中から戦後にかけてのイタリア・オペラ黄金期を支えたデ・サーバタ(ヴィクトル・-1967)が、トリエステで生まれています。ラヴェルの『子供と魔法』を初演。スカラ座では、53年に芸術総監督に就任しています。バイロイト音楽祭で『トリスタンとイゾルデ』も指揮。
⚫️1979年、フェデリコ・フェリーニ監督に出会ったことから、日本では映画音楽の作曲家としての方が有名なロータ(ニーノ・1911-)が、ローマで亡くなっています。彼自身は「本業はクラシック作曲家」として、映画音楽はあくまでも趣味だったとか。オペラ作品として『フィレンツェの麦わら帽子』『アラジンと魔法のランプ』などがあります。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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