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【オペラ暦】—4月28日—マイアベーアの最後の作品も、没後に初演

【4月28日】マイアベーアの最後の作品も、没後に初演

⚫️1865年、当時パリで絶大な人気を誇ったグラントペラ(グランド・オペラ)の作曲家マイアベーア(ジャコモ・1791-1864)の『アフリカの女』は、ヴァスコ・ダ・ガマを題材にした彼にとっては最後の作品。亡くなった1年後にパリのオペラ座で初演されています。
⚫️1920年、アメリカのメッツォ・ソプラの歌手メリマン(ナン・-2012)が、ピッツバークで生まれています。ロッテ・レーマンに師事し、トスカニーニに認められ、多くの録音に参加しています。
⚫️1940年、イタリアのソプラノ歌手テトラツィーニ(ルイーザ・1871-)が、ミラノで亡くなっています。今世紀初頭の偉大なコロラトゥーラ歌手として、メルバを上回る人気だったとか。歌唱法にも優れ、「世紀の名歌手カルーゾとテトラツィーニの歌唱法」という本まで出ています。フィレンツェで『アフリカの女』でデビューしたのも、何かの縁?
⚫️1992年、『トゥーランガリラ交響曲』で有名なメシアン(オリヴィエ・1908-)が、パリで亡くなっています。彼自身は、モーツァルトとワーグナーを研究し、自身ではオペラを書かないと公言していたのですが、ポンピドゥー大統領の要請で『アッシジの聖フランチェスコ』という4時間におよぶ大作を書いたのです。1983年、小澤征爾の手によって初演されています。


新井 巌(あらい・いわお)
iwao
1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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