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【オペラ暦】—6月2日—ベルクの未完の傑作『ルル』初演

【6月2日】ベルクの未完の傑作『ルル』初演

⚫️1863年、19世紀後半から20世紀前半に活躍したオーストリアの指揮者ワインガルトナー(フェーリクス・1942)は、現在のクロアチアのザタルで生まれています。マーラーと同じく作曲も良くし、1908年マーラーの後任としてウィーン宮廷歌劇場の音楽監督に就任しています。
⚫️1899年、アメリカのソプラノ歌手トローベル(ヘレン・-1972)が、セントルイスで生まれています。当初METで活躍し、貴重なワーグナー歌手として高い評価を受けますが、戦後は支配人のビングと衝突し、同劇場を離れて活躍しました。52年に来日もしています。
⚫️1911年、マスカーニ(ピエトロ・1863−1945)の3幕のオペラ『イザボー』が、ベノスアイレスのコリゼオ劇場で、作曲者自身の指揮で初演されています。
⚫️1937年、ベルク(アルバン・1885-1935)『ルル(2幕版)』が、チューリヒ市立劇場で初演されています。ヴェーデキント(フランク・1864−1918)の2つの戯曲をもとに作曲者自身が台本を執筆。未完のまま、この日初演されました。その後3幕版として、1979年にパリ・オペラ座で初演されています。
⚫️2004年、ブルガリアのバス歌手ギャウロフ(ニコライ・1929-)が、妻であるソプラノ歌手の夫君フレーニ(ミレッラ・)の故郷モデナの病院で亡くなっています。戦後最高のバス歌手としての名をほしいままにし、とくにボリス・ゴドゥノフは当たり役。日本へも度々来日していました。


新井 巌(あらい・いわお)
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1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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