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【オペラ暦】—6月14日—アダージョだけではないアルビノーニ、誕生

【6月14日】アダージョだけではないアルビノーニ、誕生

⚫️1671年、イタリアの作曲家アルビノーニ(トマゾ・-1751)が、ヴェネツィアで生まれています。昨今では、すっかり「アルビノーニのアダージョ」で有名になってしまいましたが、裕福な家庭で育ったために自由な立場で創作活動に打ち込めるという幸せな作曲家でした。メタスタージオ台本による『見捨てられたディドーネ』が有名。
⚫️1763年、ドイツ出身でイタリアで活躍した作曲家マイヤー(ジーモン・-1845)が、メンドルフで生まれています。イタリアではジョヴァンニ・スモーネ・マイルと名乗っていました。ロッシーニが登場する前はイタリア・オペラの第一人者であり、ドニゼッティの先生でもありました。
⚫️1820年、オーストリアの作曲家シューベルト(フランツ・1797-1828)『双子の兄弟』が、ウィーンのケルントナートール劇場で初演。シューベルトは生前にいくつものオペラ(ジングシュピール)を書いていますが、この曲だけが唯一生前に上演されたもの。
⚫️1885年、20世紀初頭に活躍したマッコーマック(ジョン・-1945)アスロンで生まれています。アイルランド出身のアメリカのテノール歌手。1926年に来日して帝劇でリサイタルを開催しています。
⚫️1949年、ブリテン(エドワード・ベンジャミン・1913-76)『オペラをつくろう〜小さな煙突そうじ』が、オールドバラ音楽祭で初演。子供のための3幕の室内オペラで、1、2幕でオペラを作る過程を見せ、3幕が劇中劇の「小さな煙突そうじ」という構成になっています。
⚫️2005年、イタリアの名指揮者ジュリーニ(カルロ=マリア・1914-)が、ブレーシアで亡くなっています。彼ほど、高潔で誠実に満ち溢れた指揮者はいないと評され、彼とともにレコード制作をしたウォルター・レッグは、指揮する彼を見て本気で聖セバスティアヌスになぞらえたと言います。彼の『ドン・ジョヴァンニ』は名盤中の名盤です。


新井 巌(あらい・いわお)
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1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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