オペラ・エクスプレス

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【オペラ暦】—7月1日—黄昏のウィーンを描いた『アラベッラ』初演の日

早いもので1月から始めた「オペラ暦」も、ちょうど半年が経ちました。いつもご愛読ありがとうございます。しばしば変換ミスやら、文章のわかりにくいところがあって申し訳ありません。これからの半年もよろしくお願いいたします。(筆者敬白)

【7月1日】黄昏のウィーンを描いた『アラベッラ』初演の日

⚫️1926年、ドイツの現代作曲家ヘンツェ(ハンス・ヴェルナー・-2012)が、ギュータースローで生まれています。現代作曲家としては、オペラは多作で20曲以上も書き、ラジオ・オペラ『村医者』や、『若い恋人たちへのエレジー』『バッカスの巫女』、さらには三島由紀夫の『午後の曳航』(オペラ題名『裏切られた海』)をオペラ化するなど、作風も多様な変化をみせています。2000年には高松宮殿下記念世界文化賞音楽部門も受賞。
⚫️1933年、シュトラウス(リヒャルト・1864-1949)『アラベッラ』が、クラウス(クレーメンス・1893-1954)の指揮によりドレスデン国立歌劇場で初演されています。ホフマンスタールの小説『ルチドール』をもとに脚色し、没落しつつある19世紀ウィーンの雰囲気を、この初演時代に反映させた名作オペラです。
⚫️1964年、フランスの指揮者モントゥー(ピエール・1875-)が、メイン州ハンコックで亡くなっています。ディアギレフ(セルゲイ・1872-1929)が率いるバレエ・リュスの指揮者として、ストラヴィンスキーやラヴェルの名曲を初演。戦後はアメリカに渡りMETでも活躍し、温和な人柄で多くの人から愛されていました。(誕生日の4月4日の項参照)


新井 巌(あらい・いわお)

1943年、東京に生まれる。レコード会社を経て広告界に転じ、コピーライターとして活躍。東京コピーライターズクラブ会員。中学生の頃からクラシック音楽にひたり、NHKイタリア歌劇団の『アンドレア・シェニエ』日本初演を観劇したことが自慢の種。フェニーチェ劇場焼失の際には、再建募金友の会を主宰し、現在は「フェニーチェ劇場友の会」代表。日比谷図書文化館で「オペラ塾」を定期的に開催している。オペラ公演プログラムの編集にも携わっている。

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